TO KNOW ME IS TO LOVE ME

アメリカの新聞漫画『Garfield』をモチーフにした、KYOUの新作Tee。

いずれもキャラクターTの枠を超えた完成度で、オンラインでも非常に多くの反響をいただいています。

今回はその中から、GarfieldとOdie、それぞれにフォーカスした2型をご紹介します。

■ My Friends Tee

Garfieldのフィギュアを、デザイナー自らiPhoneで撮影し、印象的なコピー “TO KNOW ME IS TO LOVE ME” を添えた1枚。

怠惰で皮肉屋──そんなGarfieldの言動が、なぜか心に刺さるのは、どこかで“自分自身のことを見透かされたような感覚”があるからかもしれません。

ヴィンテージライクな天竺素材と、褪せたような色味のプリントが非常に相性よく、ラフに着てもどこか品が残る仕上がりです。

カラーは MINT / WHITE / M.GRAY の3色展開。スタイリングにあわせた色選びも楽しんでいただけます。

"TEE-NS" with GARFIELD My Friends Tee

¥9,500 +tax

■ Buddies Tee

Garfieldと並ぶ重要な存在、Odieに焦点を当てたのがこちらの“Buddies Tee”。

やや抜けた性格のOdieと、ひねくれ者のGarfield。そんな二人が並んでいるからこそ成立するユーモアと空気感。

プリントには「I hate Monday」の文字が添えられています。

週明けの憂鬱に、ちょっとしたアイロニーと余白を感じさせてくれるメッセージです。

こちらも同様に、32/1の細番手天竺を使用。仕上げ工程ではパウダーブリーチをかけ、さらにサンドウォッシュを施すことで、まるで時間が染み込んだかのような風合いを表現しています。

"TEE-NS" with Odie Buddies Tee

¥9,500 +tax

どちらのモデルにも共通するのが、ヴィンテージを知る人にこそ刺さるディテール設計。

袖と裾はシングルステッチで構成され、袖部分には表振り3本針のステッチワーク。

このひと手間が、既製の量産品にはない“引っかかり”をつくり、着たときの存在感につながっています。

GarfieldやOdieというキャラクターに対して、単なる“懐かしさ”ではなく、個人的な記憶や視点を通した距離感を持たせているのが、このシリーズの最大の魅力だと感じています。

ファッションの一部として、そしてカルチャーの延長として、成立するTシャツ。

「キャラもの」という言葉で片付けてしまうには、あまりにも繊細なバランスが詰まっています。

GarfieldとOdie。

どちらに共感するか、あるいは2枚並べて楽しむか──

選ぶところから、すでにストーリーが始まっているような2型です。

在庫状況に変動がありますので、気になる方はぜひお早めにご確認ください。